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辺りが薄暗くなってきた。
人々がソワソワしてきた。
定刻より少し遅れて客電が落ちる。
絶叫に近い悲鳴が聞こえる。
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【ATOMS FOR PEACE】の登場だ。

トム・ヨークはタンクトップにバンダナという
twitterでも話題になっていた立川談志的な出立ち。
正直に言おう。めちゃくちゃ格好わるい。
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フリーは裸ではなく、トム・ヨークと同様にタンクトップを着ている。
ナイジェル・ゴットリッチはでかい。初めて見た。
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トムがピアノに座る。オーディエンスに向かってニヤッと笑う。
今日のトムは機嫌が良さそうだ。
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【The Eraser】が始まる。僕のトムのソロの中でいちばん好きな曲だ。
【ATOMS FOR PEACE】はトムのソロアルバムを曲順に演奏する。
そして、その後トムがソロでRadioheadの曲や新曲などを弾き語り
最後に再び【ATOMS FOR PEACE】として演奏する流れだ。


トムの声は伸びやかで、いつものように怒りのような悲しみのような声を苗場に響かせる。
苗場で聴くトムの声。最高だ。

【The Eraser】でトムはピアノを弾き終えるとギターを担ぎ、フリーの元へ。
強烈なジャムの始まりである。最高にカッコいい。カッコ良すぎる。
そして、なんと演奏力の高いバンドなのか。

超がつく一流ミュージシャンたちの音は尋常じゃないくらい
心をわしづかみにする。これが【ATOMS FOR PEACE】なのか。

トムは今日は本当にご機嫌で、日本語を多用し、ステージ上でケラケラ笑っている。
ここまでステージ上で笑うトム・ヨークは初めて見た。

曲順に淡々と、時に暴力的に演奏する【ATOMS FOR PEACE】
狂うように踊りながら歌うトム・ヨーク。
いつもの動きをしながら情景を歪ませるフリーのベース。
その猛烈なふたつのエネルギーに次々と音を重ねていくメンバー。
これが見たかったんだ。これを。

40分ほどで一旦、ソロアルバムを演奏し終わり第一幕終了。
メンバーがはけていき、少し経ってトムだけがステージに現れる。

第二幕の始まり。
アコギでRadioheadの『I Might Be Wrong】を演奏する。
渋くて、悲しい。だけど、嬉しい。

その後、録音マイクでトムがアカペラで歌う。
録音されたその声が流れる。
それにまた新しい声を乗せる。
もう一回。もう一回。

マルチトラックで録音されたトムの声にトムが合わせて歌う。
すごすぎる。なにこれ?感動とかそういう感情よりもただただすごい。
ちなみにRadioheadの新曲だそうだ。

もう一曲トムはソロで歌って、再び【ATOMS FOR PEACE】再登場。
トムのソロ曲を2曲やって大円団を迎える。割れるほどの拍手と喝采。
メンバーが去ったあとも響き渡る歓喜の叫び。
【ATOMS FOR PEAE】は最高のライブを苗場で見せてくれた。
もう何も言うことはない。すべてが素晴らしかった。

人はあまり立ち去らない。
なぜなら次は【MASSIVE ATTACK】だからだ。
僕らも当然動かない。腰と足の痛みは最高潮だ。

さて、いよいよトリの【MASSIVE ATTACK】の登場である。
3Dカッコいいなあ。音いいなあ。脳が揺れるなあ。
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ところどころでゲストヴォーカルを迎えてライブは進む。
【MASSIVE ATTACK】らしく社会的メッセージの非常に強いライブだ。
英語と日本語を同時に見せていく。

と、そのときだった。
目の前の関係者通路にあるひとりの男が立っていた。

背が小さく、ひげ面で見たことある顔だ。
見たことがあるも何もついさっきまで【MASSIVE ATTACK】がライブをしているところに
4万以上を熱狂させた男だ。

目の前にトム・ヨークがいる。

気づいたとき、僕は手を出していた。

僕の手はトム・ヨークの腕、脇腹をタッチしていた。
それに気づいたトム・ヨークは僕に握手をしてくれた。

そんなことがありえるのか。

いちばん好きといってもいいアーティストであるトム・ヨークと握手したのだ。
信じられない。これを書いている今だって信じられない。
しかも、驚きなのはみんな【MASSIVE ATTACK】に目を奪われて
誰もトム・ヨークに気づいていないことだ。

トム・ヨークはその後PAからライブを見るために行ってしまった。
正直その後は【MASSIVE ATTACK】には申し訳ないが、上の空だった。
いや、聴いていたよ、もちろん。最高にカッコ良かった。

しかし、頭はトム・ヨークである。

【MASSIVE ATTACK】の本編が終了した。
PAあたりに意識を集中していると、やはり再び現れたトム・ヨーク。

僕と相方が騒いでいたので、左右のお客さんは気づいたみたい。
今一度、手を伸ばす。
もう一度、握手。
僕も相方も左右のお客さんも握手。
全員、悶絶。放心。狂喜乱舞。
しかし、それ以外はやはり誰も気づいていない。

ちなみに相方は行きのとき、トム・ヨークに握手してもらえなかったのだが
「トム!!!」と叫んだら、振り返って相方だけに向けて「ハーイ」と手を振ってくれた。
奇跡。苗場の奇跡。

【MASSIVE ATTACK】がフィニッシュしたあと、僕らはさっきの出来事が現実だったのかと疑う。
しかし、手には感触がある。夢じゃない。リアルだ。
ちなみにこの出来事をtwitterでつぶやいたら、僕のRT数が過去最高を記録した。
閑話休題。

雨が降ってきた。
フジロック2010も残すところ、ラスト一組である。

クロージングアクトの【SCISSOR SISTERS】である。

もうとにかく最新アルバムの『Night Work』が最高なのだ。
歌って踊って締めくくるには最高のバンドだ。

雨が勢いを増してきた。
その中僕らは踊りまくった。すべてを出し切るかのように踊りまくった。

それに応えるかのように、どんどんオーディエンスをあげていく
【SCISSOR SISTERS】

こんなに楽しいのか、【SCISSOR SISTERS】のライブは。
雨なのか、汗なのかなんなのかよくわからないけど、グリーンに集うオーディエンスは踊った。

どこまでも踊れるような気がした。どこまでも歌えるような気がした。

こうして僕らのフジロック2010は終わりを迎えた。

ぬかるんだ大地はもはや泥でしかなく、僕は見事にこけて、最後の最後で泥まみれになった。
いい思い出である。幸い、バスは混んでなくあっけなく乗れた。

腰は死にそうになるくらい痛いし、
足は毎日休息時間を貼らないと寝れないし、
正直ものすごく体力を使うけど、


でも、最高なんだよね。
毎年来たくなる。

ありがとう、フジロック。
ちなみに最終日のみ動画多いのは、同じところに留まっていて、写真がないのです。。

また来年。


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by ground0803 | 2010-08-14 00:42 | 音楽
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天気、晴れ。
フジロックもいよいよ最終日である。
日に日に疲れが溜まっているのか起きる時間が遅くなっている。

11時前に会場着。
まずはオアシスで腹ごしらえをしたあと、CABARET FIESTA “HAVANA NIGHT”へ。
途中、ホワイトで【MATT&KIM】を観る。
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HAVANA NIGHTでは相方はモヒートを飲んでいて、うまそうだった。
しかし、僕は酒を飲まない、飲めない。
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STONED CIRCLE、ORANGE COURT、FIELD OF HEAVENをブラブラしながら、グリーンへ向かう。
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今日はもうずっとグリーンに居続けると決めたのだ。
他のステージでも見たいアーティストはいるのだけど、今日はここから動かない。
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2時ちょうど僕らはPAにつながる関係者用の道の柵前を陣取る。
位置としては完璧だ。

この場所がのちに奇跡を起こすことになるとは、まだ誰も知らない。

グリーンでは【DONAVON FRANKENREITER】が始まるところだ。
この味のあるイカしたおっさんはサーファーでもあり、気持ちよく音楽に酔える。
オーディエンスに歌を歌わせたり、バルーンを観客に投げたり、真摯な人柄が伝わる。
途中、ファンの女の子が大きなキノコのぬいぐるみ?をプレゼントして、アンプの上に乗せて
演奏してた。いい人だ、DONAVON FRANKENREITER。音楽も素敵だぞ。
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さて、次は皆様お目当てのバンド【VAMPIRE WEEKEND】である。
確かためてぼランキングでも2位にランクインしてたなあ。
そんな注目の【VAMPIRE WEEKEND】は定刻通り始まった。

短パンがキュート?なとにかく楽しませようとする気持ちが強い。
音楽性もさることながら、聴いていて自然と笑みがこぼれるような、体が勝手に踊りだすような
笑顔に溢れたライブをしてくれる。見ていて幸せな気持ちにさせてくれる。
ファースト、セカンドと満遍なく演奏してくれてあっという間に終わってしまった。
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ライブが終われば椅子に座り、ライブが始まるまでじっとする。
この繰り返しを基本を続けているわけだけど、前夜祭からの影響もあり、
徐々に腰は、足は、悲鳴を上げ始める。

そんな状況は関係なく、いつのまにかステージチェンジは完了し、次のバンドの時間だ。
【BOOM BOOM SATELLITES】である。

彼らのライブも今まで何度逃してきたか。
念願である。
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一曲目は『EASY ACTON』からスタート。いきなりアゲアゲである。
音が厚いなあという印象。特に打ち込みに合わせてドラムを叩く女性の存在感がすごい。

時折、示し合わせたかのようにバンドの二人が同様のポーズを決めるのがウケる。
それ、いるのかな?(笑)

選曲はベスト盤も出たこともあってか全体的に均整のとれたセットリスト。
野外で聴くのもいいけど、屋内でも聴いてみたいなあ。もっと良い意味で圧迫感があって
音の渦に巻き込まれるだろうなあ。めちゃくちゃよかったです。
またボーカルの川島さんが異常に謙虚、低姿勢でそれもまた面白かった。

振り向けば人、人、人。
わかってる、わかってるよ。その理由は。
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【ATOMS FOR PEACE】

このバンドがどれだけの人を惹きつけるのかは想像にかたくない。
おそらくもう一生観れないかもしれないこのスーパーバンドをみんな観たいのだ。
かく言う僕もその一人だ。

スタッフが明らかに増えている。
セキュリティの数が明らかに増えている。

僕らはこのために2時からこのPAに続く道の柵に陣取っていたわけだ。
【ATOMS FOR PEACE】を観るために。
もちろん、それまでにやったアーティストもとても観たかった。

さて、いよいよである。
あの奇跡が起こるまであと3時間。

今日のお話はここまで。


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by ground0803 | 2010-08-13 22:17 | 音楽
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天気、晴れ。
温泉で昨日の疲れを癒したあと、苗場へ向かう。
9時前に着。まずは朝ごはんを調達。
ジャスミンタイのグリーンカレーと、苗場食堂のとろろめし。
朝から絶品である。
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さて、本日はまずドラゴンドラ/DAY DREAMINGへ向かう。
意外なスピードと高低差に正直びびる。
20分弱で山頂到達。
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平和的な匂いで充満するこのエリアをブラブラ、テクテクと歩く。
ギターパンダに遭遇し、シャボン玉の群れに出会い、DJヨーグルトの音に誘われ、
僕らはシートをひいて寝ころぶ。寝る。空を見上げる。
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途中、昨夜感動をくれた【JAGA JEZZIST】がソフトクリームを舐めていた。
うーん、平和である。
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ドラゴンドラで下界へ戻り、本日一発目のアクト【John Butler Trio】である。
グリーンの手ごろなところにシートをひいて、待つ。
彼らも今回最も見たいアーティストのひとりである。
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定刻通りスタート。
わかっていたが、なんだこの超絶ギターは。
体が勝手に動き出す。

気づいたら寝そべってるどころか立って踊ってた。
周りもみんな踊ってた。
それにしてもすごい数だ。昼までこんなに入るのかってくらいの人だ。
しかも、最初からいたんではなくて、音楽が溢れだしてから次から次へと増えていった。
これが音楽の力なのだろう。

【John Butler Trio】を堪能し、レッドマーキーへ移動し
【Detorit Social Club】である。このふてぶてしい感じがなんともいい。
オアシスとカサビアンを混ぜて、態度をリチャード・アシュクロフトにした感じ。
音圧もなかなかで、特に最後の曲などはすさまじかった。今後がとても楽しみなバンドである。
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その後、オアシスで【John Butler Trio】が公開ラジオやってたので、覗き見。
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疲れもそれなり溜まってきたころ、僕らはグリーンへと戻り
クリスピアン王子擁する【Kula Shaker】を見る。
ベテランだけあって安定感もよく見ていて気持ちいい。
・・・・寝た。いや、それはあまりにも気持ちよくて。
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その後、フィールド・オブ・ヘブンで【KittyDaisy&Lewis】を見るつもりが
余裕かましてアヴァロンでご飯食べてたら今から見ても間に合わない時間になってしまった。
時間配分ミス。無念。
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ということで、【KittyDaisy&Lewis】をあきらめレッドマーキーへ戻る。
お目当ては【22-20s】だ。こいつら相当かっこいい。
渋くて男くさくて、寡黙で、味がある。
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念願の再結成だけでにレッドマーキーも大入り。
しかし、最高にかっこいいのだが、すでに僕の腰は限界を迎えており(ヘルニアである)
曲が終わるたびにしゃがみ込む始末だった。
挙句の果てには「終わんねえかな?」などという悪態を
心の中で思ってしまった自分を抹殺したい。
とにもかくにも文句なしにかっこいいライブだったのである。

さて、残るは2組。
このフジロックがワールドプレミアになる
【ONE DAY AS A LION】とやっと見れる【MGMT】である。
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雨が降ってきた。結構な雨だ。
【ONE DAY AS A LION】を待つ間、僕は腰を最後まで持たすために座る。
椅子よ、ありがとう。お前がいなければ僕は生きていけない。
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生で見るザック・デ・ラ・ロッチャとジョン・セオドア、キーボード奏者の三人編成にも関わらず
なんだこの音は?なんだこの音の爆発は?
唖然である。口ぽっかりである。

一音一音、ザックの一言一言が山中に響き渡る。
こだまする。回る。揺らぐ。
予定よりも短く40分ほどで終わってしまったけど、
あまりにも凄まじかったライブのひとつである。
ただ、あの変化がない照明はわざとなのか、意図的なのかは知りたいところだ。

さあ、本日のトリは【MGMT】である。
Youtubeなどでたくさん彼らのライブを見て、実はあんまり期待してなかったんだけど、
生で彼らのライブを見て思った。『これは本物だ』だと。
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もちろんサポートミュージシャンが一流ってのはあるにしても
ちゃんと曲を自分たちのものとして構築できている。
自分の曲たちに振り回されてた前よりも、きちんと手綱を持って
自分たちの曲をコントロールしてるなあと。
僕はどの曲も本当に好きなので楽しすぎるライブだった。
ありがとう、MGMT。

クリス・カニンガムを観れなかったのは残念だけど、
前にエレクトラグライドで観れたから、まあ、いいか。

ライブ後に、パレス・オブ・ワンダーで博多白天を食べ
器があまりにも熱さで火傷し、宿に戻ったのでした。

今日のお話はここまで。


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by ground0803 | 2010-08-09 22:32 | 音楽
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天気、晴れ。
朝一で宿から徒歩2分の温泉に浸かり、9時前に会場着。
今日からいよいよフジロックが始まる。
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会場後、僕らはまっすぐにグリーン後方にある物販に並ぶ。
思ったよりも列は短く30分程度でTシャツを買えることができた。
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買ったのはAtoms For Peace、Mutemath、ONE DAY AS A LION、FOALS、20-22s、
Broken Social Sceneの6枚とMGMTのフェイスタオル。結構な買い物だったw

物販購入後、ところ天国へ行き、行列必死の天国バーガーを並ばずに買えた。
肉汁がすごくて、ソースもおいしく絶品だった。行列になるのもよくわかるうまさである。
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ところ天国でバーガーを食したあと、フィールド・オブ・ヘブンへ向かう。
フィールド・オブ・ヘブンでは最初のアクト《キセル》が始まろうとしていた。
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僕らは《キセル》に横目にこれまた行列必死のお店さくらぐみが
全く並んでないことをいいことにピザを食す。
これがまたチーズとバジルの相性が最高で、いくらでも食べれそうなピザだった。
《キセル》を聴きながら、さくらぐみのピザはとっても美味しかった。
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フィールド・オブ・ヘブンを後にして、ジプシーアヴァロンを通り抜けグリーンに向かう。
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目的は《ASH》だ。
今回はサポートでBloc Partyのギタリスト、ラッセルがメンバーとして加わっている。
12時半ライブスタート。
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ライブは最新作のA-Zシリーズと往年のヒット曲を合わせたベストな選曲。素晴らしかったです。
《ASH》後はそのままグリーンに残り、シートを敷いてネクストアクト《The Cribs》を聴く。
相変わらずジョニー・マーはかっこ良く、演奏もアクモンのサポートのときよりも
音に厚みが生まれた気がした。
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《The Cribs》後もそのままグリーンに居座り、
本日の個人的メインのアクトの《Mutemath》である。

見たくてみたくて、でも機を逃し続けこの度ようやく見ることが出来た。
場所はモッシュピット。
とはいえ、そんな体力はないので柵に寄りかかり安全を確保した上で、だ。
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《Mutemath》のライブは予想通り凄まじく、圧巻のライブだった。
演奏力の高さも当然だが、観客を盛り上げるやり方、選曲。どれも見ても完璧だった。
とりわけドラムのダレンは壮絶であった。終盤では至るところを叩き、ファンを煽る。
ヴォーカルのポールもいつものように鍵盤の上に逆立ちするというお約束をしてくれた。
ありがとう、《Mutemath》

《Mutemath》が終わると同時に雨が降り出した。結構な雨だ。
僕らは雨に打たれながらホワイトステージへ向かう。
次のお目当てはノルウェーの《JAGA JEZZIST》だ。彼らもものすごく見たかったわけで。

《JAGA JEZZIST》が始まる。
音の一音一音が鮮明で、レベルが高い。かっこ良すぎる。
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気がつくと終わりだった。
《JAGA JAZEIST》が本当に一瞬のように終わった。あっという間だった。
まだライブは続くのだけど、時間を見ると早くも次が控えている。

僕らはボードウォークを通り、グリーンを抜けて、レッドマーキーへ。
オアシスで鮎茶屋と笑龍であゆの塩焼きと春巻きを食べながら向かう。
お目当ては《The XX》だ。

レッドーマーキーはすでに大量の人で溢れかえっていた。
ちょうどメンバーが出てきて、演奏が始まる。
そうそう、この不穏な感じを体感したかった。
あと少しで水面から顔が出そうなんだけど、あと一歩届かない息苦しさとか不安感とか。
そんな風に感じながら僕は耳を傾け、彼らは淡々と演奏する。これが聴きたかったんだ。
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雨は小降りになってきた。《The XX》も《JAGA JEZZIST》同様に最後まで見たかったのだが
次はあの《Them Crooked Vultures》なのだ。僕らはグリーンへ向かう。

グリーンに着きPA前の柵に陣取り、ジョシュ・オム、デイヴ・クロール、ジョン・ポール・ジョーンズを待ちわびる。時刻が来た。始まる。
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その音圧は凄まじいものだった。三人とサポートギタリストの四人が合わさったその音は苗場を揺らしたと思う。ジョシュ・オムのギターと声、デイヴの正確且つ強烈なドラム、ジョン・ポール・ジョーンズの渋く深いベース。そのどれもが互いが互いを共鳴し合い、音を鳴らしている。
カッコいい。これしか出なかった。
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さて、本日最後は彼らだ。
いま、世界でもっとも音を鳴らすことを待ちわびるバンドのひとつ《MUSE》である。

定刻を少し過ぎ、始まる。
エクソジェネシスからUPRISINGへ。場所的に相方はマシューが全く見えなかったようだが、僕は背がでかいこともあり、間近で《MUSE》を観ることができた。
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選曲は新作と旧来のナンバーを合わせた個人的には完全ベストの内容。
音、照明が完璧に合わさり、これぞ《MUSE》だ!と言わんばかりのライブだった。
単独であればもっとステージ等凝れたのだと思うのだけど、
フジロックのステージも充分に感動した。なんであんな音を出せるのだろう。
ブラボー、MUSE!!
90分はあっという間に過ぎ、一日目が終了した。
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帰りに僕らはPALECE OF WONDERをブラブラし、場外でモツ煮を食べて、バスで帰った。
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なんなんだ、フジロック。今年はすごいぞ。
今日のお話はここまで。


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by ground0803 | 2010-08-07 00:16 | 音楽
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FUJI ROCKへこの度行ってきました。前夜祭から合わせて4日間。あっという間の時間でした。
今回は写真も交えながら、4日間を自分への備忘録としても残そうと思います。

写真は誕生日プレゼントで相方からもらったDigital Harinezumi2で撮影しました。
ぶれてる写真とか暗いのはご愛嬌ってことで。

さて、お昼過ぎの新幹線に乗り、いざ苗場へ。
大宮で買った崎陽軒のシュウマイ弁当は本当にシュウマイのみ30個で、
いきなり出足をくじかれた感じであった(笑)

車内は大きな荷物を抱え、原色パキパキの服を着たフジロッカーがたくさん。
大宮から1時間ちょいで越後湯沢へ到着。構内はフジロックののぼりが無数にある。
とりあえず僕らが泊まる宿がある「みつまた」までシャトルバスに乗っていく。
バスの列は全然並んでいなく、すこぶる快適。
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宿に入ってから再びシャトルバスに乗り、会場の苗場へ。
天気は生憎の雨。18時の会場まで暇なので、出店でもちぶた丼を食べたり、
ショップを覗いたりして時間を過ごす。
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18時11分。開場。今日は前夜祭なので食事エリアの
オアシスと屋内ライブ施設のレッドマーキーのみが開かれている。
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開場後はフェス飯で有名なもちぶた串を食べたり、苗場食堂のとろろ飯を食べたり
オアシスエリア内で食べ尽くす。どれもうまかったなあ。
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その頃、苗場音頭が始まった。
苗場音頭を聴きながら、20時から始まるMustangのライブを見るためにレッドマーキーへ。
雨は終始降っている。
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20時ちょうどにライブが始まる。と同時に花火があがる。レッドマーキーにいるため見落とす。
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Mustangはフランスのバンドで、ヴォーカルはリーゼントで固めている。
音楽はもはやあんま覚えてないんだけど、気持ちのいい音楽だった。
なんか色んな擬音みたいな歌詞だったような気がする。
Mustangは見たいアーティストだったので
前夜祭で見れてラッキーだった。
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Mustangのライブが終わったあと、あたりを散策しプリンスの出店のテーブルで休んでいると
男女二人組が同席してきた。

話を聞いてみると、彼らは医大生だという。
大阪から車で10時間以上かけて来たそうだ。
若いって素晴らしい。

他にも友達と一緒に来ているが、今はふたりだそうだ。
付き合ってるのか?と聞いたら、
『僕らはある一定の距離を置いてる』と言ってきたw

そんな彼らはトクちゃんとももちゃんといった。
お互いにフジロックの情報やアーティストの情報を交換し、別れた。
こういう出会いもフジロックの楽しいところである。

時刻は22時を越え、僕らは明日から始まるフジロックに備えて宿に帰ることにした。
バスは全く並んでなく(前夜祭だし)快適。

みつまたでバスを降りると、バス停の前でまるで映画スワロウテイルの青空市場みたいな
エリアでテキ屋っぽい人が開店に向けて準備をしていたのだが、そのお店が開店して
一生懸命客引きをしていた。残念ながらスルー。

さて、明日からいよいよフジロックが始まる。
今日のお話はここまで。


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by ground0803 | 2010-08-05 23:23 | 音楽