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エヴァンゲリオン『序』を映画館で見て、『破』の鑑賞を楽しみに待ち続けていたのだけれど、
機会を逃し、いつのまにやら映画館での上映は終了。

Blu-Rayでの発売を今かと今かと待ちわびて、発売日に購入しても、
全く観れる時間がなく、昨日ようやく見終わった。

個人的には大満足の出来だった。

庵野秀明とエヴァは同一のものだと思っているのだけど、
今回の『破』を見て、ひとつ思ったことがある。

『庵野秀明にとって、世界はクリアに見え始めたのかなあ」

テレビ版のエヴァ(昔の映画版含む)は世界は悲しみと絶望に満ちていて、
その中でもがいてみるけれど、やっぱりそれはどこか空虚さもあり、諦めもあった。

言うなれば、外に出ようと思うのだけれど、その気持ちと相反するように、
内へ内へと深く潜り込む。潜り込んでしまう物語だったような印象だった。

一方、『破』はそうではなく、決してテレビ版で結果的に描かれてしまった、描こうと思ってなくても表に出てきてしまったもの、すなわち『世界は悲しみと絶望に満ちている』というものを
否定するのではなく、受け入れて肯定して、それでも前へ進むんだという想いを感じた。

『世界は悲しみと絶望に満ちているけれど、それでも世界は美しく、人は優しい』

『破』を見ながらそんなことを思った。
あくまで個人的には意見なので、あしからず。

でも、本当に素晴らしかった。
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