カテゴリ:アート( 7 )

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シルク・ドゥ・ソレイユ《ZED》


サーカスを初めて見たのは、確かアメリカにいた頃だったはず。
クリスマス前のマンハッタンだったような気がする。
結構、昔の話なので、記憶がちょっと曖昧だが。

そのとき、ピエロや動物が火を使い、空を使い、道具を使い、
ありとあらゆるパフォーマンスを見せてくれて、僕はとても興奮したのを覚えている。

あれから約16年経って、昨日久しぶりにサーカスを見た。

シルク・ドゥ・ソレイユ《ZED》

舞浜にある《ZED》専用劇場が出来たことは前から知っていたし、見たかったけど、
なかなか縁がなく、見れていなかった。

相方のお友達がそこで衣装係(主に靴)として働いていたので、コントロールブースという
特別な席に招待して頂いたのだ。

コントロールブースは他のお客さんとの一体感はない。
なぜなら、ガラスで区切られているし、音もスピーカー越しだからだ。
けれど、自分がまるでこの舞台の演出家のような気分を味わえる。

そして、肝心の内容はというと、僕はものすごく興奮して感動した。
できることなら、自分も客席に行ってスタンディングオベーションを行いたいくらい。
ここしばらくの出来事の中で最も心を揺さぶられたショーだった。

パフォーマンス、衣装、音楽、照明。
それがすべてパズルのピースのようにきれいにはめ込まれていく。

そして、やっぱり見ていて自分の中の人間の動きはこうだっていう既成概念を越える動きをする。
それはまるで地球のルールを無視して、別世界にワープしてしまったような感覚。

見終わったあと、今すぐもう一度見たい!と思わせてくれるショーだった。
必ずもう一度、今度は客席で見てみたいと思う。そして、コルテオも。

その後、そのお友達と一緒に夕食を食べ、いろいろな話を聞かせてもらった。
シルク・ドゥ・ソレイユに至るまでの彼女の夢や行動、意思、想いについて。
あと、たくさんの裏話を(笑)

完全に情熱大陸を生で見ているようなすごい話だった。

想いは不可能を可能にする。
無駄なことはなにひとつなくて、それがあったから今がある。
それにまだ夢の途中。ゴールじゃないと。

そんな言葉が印象に残っている。

そんな生情熱大陸の話を聴いていたら、WOWOWで彼女が最近特集されたらしい。
是非、それも見てみたい。

自分の中で最近いろいろ悩んでいたのだけど、
がんばらなくてはと強く思った。

ありがとう。シルク・ドゥ・ソレイユ。
ありがとう。お友達。

ショーの感動と同時に素晴らしいものを教えてもらった気がした。

シルク・ドゥ・ソレイユの《ZED》は舞浜にて公演中です。
是非、足を運んでみてください。



ちなみに、楽屋は完全に欧米でした(笑)
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by ground0803 | 2009-12-06 14:04 | アート
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12時半。
有楽町・国際フォーラムにて待ち合わせ。

博多の姉と同じくトルコ仲間の女の子(姉)と昼食会。

博多の姉が学会で東京に出てきているので、お昼を食べようということになっていた。

約一ヶ月ぶりの再会。
トルコ仲間の女の子(姉)はoasisのライブでも一緒だったので、
二週間ぶりくらいか。

それぞれの近況を話しつつ、博多の姉の学会の話へ。
お医者さんの世界は本や映画、ドラマでしか見聞きしないから、とても新鮮で面白い。
こういったところに、仕事にも応用できるものがたくさん落ちているものだ。

その後、諸事情により僕は数10分ほど【内科医】になることになった。
そう、僕は医者になったのだ。現実の世界で。

何食わぬ顔で学会に参加した。
といっても、すぐに出たんだけど。

学会ってこういう雰囲気で行われるのかあと思いながら、
非常に面白かった。なかなかないでしょ?こんな経験。

博多の姉とはここでお別れをして、トルコ仲間(姉)と日比谷で開催されている【テオ・ヤンセン展】に向かう。

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【テオ・ヤンセン展】


テオ・ヤンセンとはプラスチックチューブを使用して、【ビーチアニマル】という、風を食べる生き物を生み出す芸術家だ。そのアジア初の個展。

前にヨーロッパを放浪してどこかの国のどこかの美術館で初めて見て、
「なんじゃ、こりゃあ???」と衝撃を受けて以来の再会。

やっぱりすごい。
風を食べる生き物の進化の過程を展示している。
面白いのが説明文がまるで博物館のようになっているのだ。

それはつまり、【ビーチアニマル】を【生物】として扱っているのだ。
過去の失敗作を【化石】と読んでいた。
【群れ】【生殖】【交尾】【従順】
そんな言葉の数々が書いてあった。

プラスチックチューブとペットボトルで作られた物体は【作品】ではなく、【生物】として
そこにいる。

あー
テオ・ヤンセンは神様になりたいのだろうなあと思った。
創造主。神。キリスト。なんでもいいけど、そんな人になりたいのだろうなあと思った。

彼の最終目標は【ビーチアニマル】が自分が死んでも、砂浜で動き続けることなのだという。

なんだか圧倒されてしまった。
【ビーチアニマル】が実際に動く様は、それはそれはすごかった。

息をしているのだ。
呼吸をしているのだ。
本当に。

めっちゃ面白かった。
明日までです。

興味のある方は是非。

そのあと、トルコ仲間(姉)とお茶して、本屋寄って、帰宅。

うん、素敵な一日だった。
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by ground0803 | 2009-04-11 23:12 | アート
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長年見たかった松尾スズキの舞台。
今日、ようやく見ることができた。

『女教師は二度抱かれた』

知り合いの知り合いがこの舞台に出ている関係で、特別に関係者席で見ることができた。

出演陣も豪華で、
市川染五郎、大竹しのぶ、市川実和子、阿部サダヲ、荒川良々、浅野和之、ノゾエ征爾(この人の知り合いの関係)、松尾スズキなどなど。あとは大人計画役者。

もう大満足の舞台だった。
場所は渋谷のbunkamuraシアターコクーン。
前から四列目、中央。文句なし。


新進気鋭の劇演出家、天久(市川染五郎)は高校時代、教師(大竹しのぶ)と禁断の関係があった。

時は流れ、有名になった天久は歌舞伎界の異端児、滝川栗乃介(阿部サダヲ)と新たな舞台の創造を目指している。

そんな中、高校時代の教師が女優として現れる。

ほつれていく関係、浮き出てくる過去と真実。

様々なプレッシャーに苛まれながら、天久は追いつめられていく。

市川染五郎の演技はナチュラルですごくいい。歌舞伎役者とは思えない。
大竹しのぶが凄まじいのは当然として、生で阿部サダヲの鬼気迫る演技を見れるのはたまらなく嬉しい。

終始笑いを散りばめた構成で、見ていて飽きさせない。
何度大笑いしたことか。

劇団四季みたいに完璧な舞台というよりも
アドリブがあったり、ミスやトラブルが多くライブを見ているようだった。
それがすごくよかったなあ。

個人的にはノゾエさんのアドリブが最高!

「GG佐藤に切れてる?」

場内大爆笑。
あいつ落球しまくたからねw

市川染五郎も阿部サダヲも荒川良々も肩震わせて
笑いをこらえたw

ほかにも大人計画の役者たちは最高に面白い。
また見に行きたい。

個人的には荒川良々と池津祥子が抜群に面白かった。
阿部サダヲは語る必要もないほどぶっとんでた。

それにしても、笑いを随所に散りばめながらも
内容はやはり松尾スズキ。

彼には本当の喜劇は作れないと思う。
悲劇だよね、彼の作品って。舞台も小説も映画も。

それがすごくいいと思う。
最後なんて、、、、。
そう終わるかと。

チラシに松尾のこんなセリフが載っている。

いろいろななにかを手にいれるうちに、いろいろななにかを見失っていたように思う。
大きな公演をやるたびに、ボクは。
演劇を始めた頃、確かに手にしていたなにかが、知らず知らずのうちに手から滑り落ちていたんじゃなかろうか。コクーンという渋谷の大劇場で、東急というバックボーンもふまえつつ、「演劇」を描く演劇で、ボクは失ったなにかを手にとり直したいと思っている。これは、壊そうと思っても壊れないものと、壊れてほしくないのに壊れていくものの物語である。

なるほどね。

いやー、最高の舞台でした。
先週のWICKEDも最高だけど、こっちも最高。
舞台はやっぱいいね。

舞台も学生時代、経験しておけばよかった。

舞台終演後、関係者のツテで楽屋に行くことができた。
シアターコクーンの楽屋ってこうなってるんだね。
結構狭いし、役者たちが普通に歩いてるし。

阿部サダヲのとなりに森山直太朗がいましたw
松尾スズキとも少し話せたし、よかったなあ。
荒川良々、背がでかすぎw

ホクホク顔で帰ってきました。

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『女教師は二度抱かれた』



タイトルがたまらんね。



また舞台いこーっと!
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by ground0803 | 2008-08-24 01:09 | アート
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土曜日。

念願の劇団四季ミュージカル「WICKED」を鑑賞。

「オズの魔法使い」は僕が初めて見た映画だからなのか、その「オズの魔法使い」よりも前を描く「WICKED」は本当に楽しみだった。

映画の冒頭にドロシーの家が落ちてきて、死んでしまう西の魔女の白黒のソックスにキラキラ光っている靴がどうにも怖かったのを覚えている。

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「ライオンキング」でも思ったことだけど、本当に劇団四季の舞台はパーフェクトととしか表せない。演技、歌、ダンス、物語、音楽、舞台設計、照明。なにをとってもパーフェクト。これは高いお金を出して見る価値のある物だと思う。

こういった優れた舞台を見ることは大いに刺激になる。
ほかの劇団四季のミュージカルも見てみたいなあ。

っていうか、もう一度「WICKED」でも全然かまわないわ。
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by ground0803 | 2008-08-18 08:44 | アート
今日は花見(散歩だけだけどw)、個展を見に行く、映画を見ると忙しかった。

その中でもいちばん楽しみにしていたのがこれ。

スタンリー・ドンウッド個展/I LOVE THE MODERN WORLD


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スタンリー・ドンウッドといえば、「The bends」から最新作「in rainbows」に至るまでのRadioheadのアートワークを担当している男である。

Radioheadの準メンバーとも言われ、彼の作品なしにRadioheadは語れないほどの影響力と存在感を放つ。しかし、素顔は謎のままで、一時はスタンリー・ドンウッドはトム・ヨークと同一人物だと言われたくらいである(実際はトム・ヨークとの共同作業)

そんな彼が日本で開いた初めての個展。
正直、我が家には様々なジャケットのアルバムがあるが、やはりRadioheadのアートワークはずば抜けている。あの世界観、表現たるや凄まじいものがある。

世界の退廃。絶望。孤独。警笛。恐怖。自己。他者。

彼の生み出すアートワークはアルバムのジャケットという枠を軽々と超え、ひとつのアートとして存在している。僕が最も好きなアーティストのひとりだ。

訪れた画廊は銀座。
最初はあまりにも地味な外観で全く気づかず迷ってしまった。

中に入ってみると、思ったよりも狭いし、作品数も少ない。

ただ、Radioheadのアートワークとはまた違ったテイストの作品があり、興味深い。
引き出しの多さというか、表現の振り幅というか、そういったところが何をするにしても表現者としては大事だよなあと痛感。

少ない作品の中でもRadioheadよりの作品もあり、そのあたりは相変わらずだなあというか、感心感服。

個人的に最も気に入ったのは、やはりトム・ヨークのソロアルバム「The Eraser」のジャケット(上の画像)

この作品をまた違った素材でアレンジし直しているんだけど、こうやってきちんと音楽とも呼応しながら、自分の表現を出す。この力がプロとアマとの決定的な差だと思う。

この絵を見ていると、頭の中にトム・ヨークの音楽が流れ、世界が回転し、街が落ちてくるイメージが湧いてくる。生で見てみるとやっぱり鳥肌ものだね。

この個展は4月2日〜26日まで開催中です。
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by ground0803 | 2008-04-06 02:28 | アート
fotologueの写真がだいぶ溜まってきた。

今、七カ国。

これからいろいろな国をどんどんアップしていこう。
あと、日本での写真も。

もし、興味があれば、是非。

fotologue

world's end
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by ground0803 | 2008-03-27 22:24 | アート
土曜日。
ラフォーレ原宿で開催されているアート展に行ってきた。

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we didn't do it

UKストリートカルチャーの現在ということで、非常に楽しみにしていた。
いまや法外な値段で落札されるBanksyの作品などが目白押し。

初めてBanksyの作品を見たが、これがグラフィティ(落書き)とは思えぬほどの作品の数々。
でも、これはやっぱりストリートで見て、初めて機能すると思う。
中ではなく、外ってこと。

Banksyのほかにも、Radioheadのアートワークをやっているスタンリー・ダンウッドの作品やGorillazのアートワークの人もいて、UK音楽好きにはたまらない。

思わず、帰りに高かったけど、Banksyの画集を購入。

今はまだ会社でアシスタントだから、なかなかアウトプットする機会は少ないけど、いつかのときのためにこういうインプットはすごく大事。

徐々に蓄積していこう。

また、スタンリー・ダンウッドも個展が確か開催されているはずなので、行ってみる事にしよう。
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by ground0803 | 2008-03-24 12:38 | アート