カテゴリ:音楽( 27 )

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震災で大変なときだけれども、僕は変わらずブログを書いていこうと思う。

久しぶりにタワーレコードで買い物をした。
僕は音楽をよっぽどのことがない場合、店舗で「CD」で買う。

その理由は挙げればキリなく出てくるのだけど、
いちばんの理由は『予期しない偶発的な出会いを期待して』ということだ。

たとえば、itunesでも何でもいいのだけど、
何か買うと当たり前のようにリコメンドしてくれる。

「このアーティストを買った人はこのアーティストも買ってます」みたいな。

これはこれで関係性のあるものをオススメしてくれるし、便利なのだけど、
面白くないのだ。新鮮味もない。味気もない。

同じ音楽の趣味の友人から情報が流れてくる。
貴重な情報だ。ありがたい。99%あの人が好きなら、僕も好きだろう。
クリック。

おいおい、お前フル活用じゃないか。
そうです、大いに恩恵にあずかってます。

けれど、人間とは満足しない生物。
もっと。もっと。もっと。もっと。
新たな出会いを求めている。

そんなわけで僕は定期的にタワレコで足を運び、
視聴をし、手書きのポップを読み、偶発的でフレッシュで
予期しない偶発的な出会いを期待している。

そもそも今日は何のはなしだ?
音楽の話だ。

リコメンドうんぬんは脇に置いてこう。

そんなわけで今日お昼にタワレコに行き、予期しない偶発的な出会いがあったわけです。
その音は店舗のはじっこにちょろっと置いてあるだけで、
誰も見向きもしていなかった。
もしかしたらそれなりに有名かもしれないけど、こういう一瞬の出会いがある。
一瞬の音の出会いが、大きく気持ちを揺れ動かすことがある。

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BLACKBIRD BLACKBIRD/Summer Heart

若干23歳のサンフランシスコ在住の男の子のソロワーク。
ジャケットも素敵なんだけど、音がすごくドリーミーでポップ。

昼でも夜でも時間を問わず気持ちのいい音の数々。
音像はクリアでキラキラしてる。
オススメです。

こういう出会いがあるからやめられないってわけです。

もちろん、視聴機マジックで買ったけど、失敗したなんてことも
多々あるわけですが(笑)


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by ground0803 | 2011-03-23 18:52 | 音楽
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2月23日。

ついに元oasisのリアム・ギャラガーの新バンド、『Beady eye』のアルバムがドロップされた。
いくつか曲は公開されていたけれど、アルバムとして通しで聴くことによって見えてくるものがある。

一言でいえば、大好きなアルバム。
今の僕の心境を表している部分が多いかもしれないが、素晴らしいデビューアルバム。

まっすぐ。ただただまっすぐに、進む。止まらない。

聴いていて、心に強く光が宿る。そんな感じ。

リアムの声はとても美しく、色彩豊かだ。
ノエルが脱退したoasisはもういない。
あの素晴らしき楽曲を聴くこともできない。はず。

兄弟喧嘩だとか、解散だとか、世間の目とか
そういった苦しさ、つらさ、わずらわしさ、悲しみを内包して歌う
リアムの声はとても勇気をくれる。
陳腐な表現だけど。

振り返らない。立ち止まらない。前にしか進まない。
俺のやりたいことをやる。俺は俺を信じてる。仲間を信じてる。
音楽の力を信じてる。
だから、歌う。

そんな風に感じるのです。『Beady eye』のアルバムを聴いていると。
タイトルも『Different Gear,Still Speeding』
もろにリアムやほかのメンバーの決意を表しているような気がしている。

音楽もビートルズ、ストーンズ、ザフーいろんな要素が詰め込まれている。
シンプル。だけど、奮い立つ。
この時期に聴けたことが、自分のタイミングとして最適だった。

リアムの声は、可能性を広げてくれる。扉をこじ開けてくれるような
力があるのだなあと聴いていて思った。

走って、走って、そのまま思いっきりジャンプすれば、飛べてしまう。
飛ぼうと思えば、簡単に飛べるよって背中を押してくれるような気にさせてくれる。

自分のギアを力強く変えてくれるこのアルバムに感謝。






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by ground0803 | 2011-02-25 17:23 | 音楽
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では、Radiohead最新アルバム『The King Of Limbs』のレビューを。

一言でいえば、素晴らしいアルバム。
3年半待った甲斐があった。

曲数はちょっと少なめの8曲。
でも、1曲1曲がものすごい完成度と複雑さで酩酊したような気分になる。
8曲で1曲のようなイメージで、壮大な組曲、物語といった印象だ。

1曲1曲がバラバラじゃなくて、流れるように、だけど、すごく強い音の数々が
脳内に降り注ぐといった感じ。

僕はこれを何度も何度も聴きながら、不思議な感覚に襲われた。
今いる自分の場所から、違う場所へ動いていく感覚。
まるでアリスが不思議の国へ迷い込んだように。
深い深い森の中に引き込まれて行く。

【track1:Bloom】
美しいピアノの調べから始まる曲。
何か大きな不透明で不正確な物語が始まるような予感。
数秒聴いた瞬間に、持ってかれた、心を。

すべてが正確で、心地いい音。
トム・ヨークの声が力強く儚く美しい。

無慈悲なようで、どこか暖かくもある始まりを告げる曲。
このアルバムの中でもとりわけ好きな曲。

【track2:Morning Mr Magpie】
Bloomにそのまま続くような第二章。
とにかくリズムが気持ちいい。
頭の中が溶けていくような錯覚を覚える。

目を閉じて、聴いていると、
ここではないどこかへ、自分自身の存在が移動してしまうようで
気持ちいいんだけど、少しだけ怖さも感じる。
そして、思う。もう動いてしまったんだと。
これはBloomでも同様の印象を感じた。

【track3:Litlte by Little】
Morning Mr Magpieで自分自身の存在がどこかへ移動してしまった僕は
とある広場に辿り着くと鳴っている音楽。

不思議の国のアリスでいえば、穴に落ちて辿り着いた変な生き物たちがいる場所。
生き物たちがワイワイ、ガヤガヤやっている。
正しいのか、正しくないのか、正常なのか、異常なのか。
そんな世界観を与えてくれる1曲。

【track4:Feral】
不思議な生き物たちが深い森の中で騒々しく騒いでいる。
アリスのように、白いウサギを探しながら次のステージへ。

ここではまた同じ世界観の中でありながら、毛色の違った世界が広がっている。
自分の足は後ろに戻ることも、立ち止まることもできない。
ただひたすら、前に進むだけだ。

流れてくる音の粒子が集まって、砕けて、廻って、鳴っている。
恐怖を感じながらも、更に足を進めるようなトランス感を与えてくれる曲。

【track5:Lotus Flower】
昨日、公開されたトム・ヨークのコンテンポラリーダンス
(一部では暗黒阿波踊りなんていわれてるけど)の1曲。

美しいけど、やはりどこか不気味さがスパイスとして入り込んでいるような
中毒性の高い楽曲。

深い深い森の中を歩きながら、思う。戻った方がいい。
不気味だけど、気になる、知りたくなる、でも、これ以上近づいてたらいけない。
さらに深い森の奥へと。

【track6:Codex】
美しく悲しいバラード。
家に帰りたい。帰りたいけど、帰り道がわからない。
どうしてこの世界に入ってしまったのだろう。

ピアノとトム・ヨークの声がキレイに世界を構築していく。
悲しさの中に優しさも織り交ぜながら。

【track7:Give Up The Ghost】
帰りたいのに、帰れない。
この森は深く長い。

でも、もしかしたら帰れるかもしれない。
と、不思議な生き物が教えてくれた。

「帰り道はあるよ、たぶん、ね」

これは昨年のフジロックでもトム・ヨークが披露した曲。
ひとりで奏でるトム・ヨークも素晴らしく美しかった。


【track8:Separator】
自分がいる世界に、自分がいる日常に帰る為に。
音は確かに聴こえている。
深い森へと迷い込んだ自分が帰る場所は、ここではない。

立ち止まることも、後戻りすることも、今はできる。
でも、しない。前へ歩き続ける。
後ろから背中を押してくれるような、優しさと力強さに満ちた曲。

こうやって全曲を聴いてみると、やはり一貫した物語性を感じる。
と僕は勝手に思っている。あくまで勝手にだ。余計なお世話というやつだ。

ただタイトルにもなっている『The King Of Limbs』
どこかそういう印象を感じてしまった自分がいる。

とにもかくにも、傑作のアルバムの誕生である。
あとは是非。日本へ!
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by ground0803 | 2011-02-19 19:36 | 音楽
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昨日、ついに3年半振りにRadioheadの最新アルバム
『The King Of Limbs』がデジタル配信解禁となった。

レビューの前に一連のアルバム投下までの流れを整理しよう。

前作『in rainbows』では突然webサイトにアルバム発売を宣言。
そのままユーザが自由に価格を設定し、購入できる方法を実施。
(極論、0円でも買えた)

この方法はフリーミアムだ、音楽業界の革命だと
賛否両論含め多大なる議論を巻き起こした。
ちなみにそのような革命的配信方法でもCDは全英、全米1位を獲得。
このへんの音楽におけるインターネット、販売、流通、店舗あたりのことは
別途違う記事で書こうと思う。

とにもかくにも、もはやRadioheadが作品以外の販売方法も非常に注目の的になっている。

そんな中、2011年2月14日に突如アルバム完成のアナウンスが流れる。
サイトは英語と日本語の2種類。

販売方法はデジタル配信(MP3かWAV2パターン)とニュースペーパーアルバム
これはデジタルデータ、CD、アートワーク等が入ったスペシャルボックス。

価格は前回とは違い指定されている。サイトで予約をすると
今週末にデジタル配信が可能とのこと。
もうどれだけ待ち望んだことか。

しかし、ここで事件が起こる。

Radioheadの公式twitterのアカウントから以下のtweetがされる。

「渋谷 ハチ公前 18時59分」

英語のtweetの中で、唯一の日本語。
この情報が世界レベルで一気にバズが起こる。

「渋谷でライブをやるんじゃないか」
「新曲全曲公開」
「フジロックのヘッドライナー発表」

こんな噂が飛びに飛んで、僕も現地に行く予定だった。
しかし、日本のレーベルからの突如の中止のアナウンス。
渋谷の企画を中止し、サイトでスペシャルオンライン企画を行うとのこと。

渋谷に行けなかった人も含めて、より多くの人がサイトに訪れる。
ちなみに渋谷では何も起きなかったのだが、
相当数の人がハチ公前に集まる写真がたくさんアップされている)

18時59分。当然のようにサーバーダウン。
するとユーザ同士で情報が飛び交う。Youtubeにアップされてる。

それがこれ↓
Radioheadの新曲【Lotus Flower】


おそらくこれをスクランブル交差点のビジョンで流す予定だったのだろうということで
事態は収束した。に思われた。

「予定していたアルバム配信を一日繰り上げる」

これにまた世界中が慌てふためいた。
メールが来ると思っていた人(僕です)
やっぱりサーバーダウンして、ダウンロードできない人。

こうしてRadioheadの最新アルバム『The King Of Limbs』は3年半振りに世界に投下された。
ここまで世界中を振り回せるバンドはどれだけいるだろう。

レビューは次の記事にします。
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by ground0803 | 2011-02-19 18:30 | 音楽
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昨日はお休みをいただきまして、ライブに行ってきた。

スコットランド・グラスゴーの至宝『Mogwai』

彼らはインストゥルメンタルバンドで、なかなかのベテランだ。
今回は2月2日発売のニューアルバムのスペシャルライブを行ってくれた。

『Hardcore Will Never Die, But You Will』
(アル中は死なない。だけど、お前は死ぬ)

↑なんてイカしたタイトルだろう!!!!

Mogwaiは毎年、日本に来ているのにも関わらず、なぜか縁がなくて見れず。
今回は念願かなっての初Mogwaiとなった。

場所は恵比寿Liquidroom。
会場満員の中、僕は奇跡的に最前列にいくことができた。

オープニングアクトは日本のインストゥルメンタルノイズバンド『にせんねんもんだい』
これまた非常に期待してたわけで。

にせんねんもんだいは、女の子女の子したギターの子に、荒々しく猛々しいドラムの女の子、
そして、寡黙にベースをひく女の子の3人組だ。

まずこの3人組と彼女らが奏でる音のギャップにやられました。
にせんねんもんだいはほとんど知らなかったんだけど、かなりのベテランのようで
欧州ツアーとかもやってるバンド。

3人から噴き出すノイズは、頭の中に閃光を走らせるような音像を描く。
初めて聴いたんだけど、すごくよかったなあ。

さて、オープニングアクトのにせんねんもんだいが終わり、
いよいよ真打Mogwaiである。

あの轟音を生で聴いたら、どうなってしまうのか。
ましてや、最前列で。期待で胸がはちきれんばかりである。

20時すぎ、いかついおっさん5人組が現れる。
今回は新作の『Hardcore Will Never Die, But You Will』を演奏するということで
通常のライブとは少し毛色違う。

一言で言うと、音の爆発ってのは、脳を揺らす。

Mogwaiの素晴らしい演奏とあのすさまじき轟音は僕の頭の中をかちわり、
音が脳の中で凝固し、爆発する。そんな感じ。

にせんねんもんだいが、頭の中に閃光を走らせる音ならば
Mogwaiは頭の中で爆弾が暴発する感じかなあ。

頭がクラクラして、かなづちでボコスカ殴られてるんだけど、
その轟音までの静寂さとか優しさとか美しさとか、そういったものを一切合財収縮して、スパークさせる。

twitterでもつぶやいたけど、
恐怖からではなく、音で走馬灯が見えた。

目をつぶると、頭の中で色がめまぐるしく変わり、ものすごいスピードで音が溢れだす、うねりだす。

すごすぎました、Mogwai。

新作以外の曲もやってくれたり、演奏を間違えたり、アンコール一曲忘れて帰ってしまいそうになったり。
おちゃめな5人組のおっさんたちでした。

今日もLiquidroomではライブが開催されます。
当日券も僅かながら発売するそうなので、ご興味のある方は行ってみてください。

ちなみにMogwai日本語サイトでは
新作『Hardcore Will Never Die, But You Will』の全曲視聴ができます。よろしければ。
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by ground0803 | 2011-02-03 17:55 | 音楽
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先日、今年度最初のライブに行ってきた。

John Butler Trio


本当は去年の10月に来日公演の予定だったんだけど、急遽キャンセルになり、今回が振替公演。
John Butler Trioはオーストラリアのバンドでオーガニックジャムバンドなんて形容のされ方をしている。

去年のフジロックで初めて彼らを見て、そのあまりの演奏技術の高さに打ちのめされ、
フジロック以来の再会に今か今かと待ちわびていた。

舞台は赤坂ブリッツ。
予定より5分ほど遅れてライブは始まった。

もうとにかく、楽しいの一言につきる。
それは極めて平凡な表現になってしまうけれど、
本当に「音楽って楽しいんだ!」っていう気持ちしか湧いてこない。

彼らがメンバーと笑顔をかわしながら、楽しそうに演奏をする。
同時に僕ら観客も最大限楽しんで帰ってほしい。
そんな想いがヒシヒシと伝わってくる。

そして、その裏付けとなるものが、彼らの高い演奏技術。
ギター、ベース、ドラムの編成なんだけど、すべてのパートのクオリティが異常なくらいうまい。
うまいという表現すら陳腐に聞こえるほど、うまいんです。ほんと。

その彼らの想いに高い演奏技術が加わると、僕ら観客は何とも言えない幸福感に包まれる。
「あー、音楽って本当に音を楽しむって書くんだなあ」って。

2時間きっかり演奏してくれて、大満足のライブだった。
音の一音一音が、僕らに届き、笑顔になり、一体となる。

「無駄に前向きになるんじゃなくて、いろんな苦しみや悲しみやしがらみを内包しつつも
それでも前を向いてやっていこうよ」

彼らの音楽はそんな風に思える力があるなあと思ったわけで。
次いつまた会えるかは分からないけど、早くまた会いたいなあって。

音楽という言葉をまさしく体現してくれたJohn Butler Trioに感謝。

最後に僕の大好きな曲を2曲紹介。

壮絶なギターテクニックが冴えわたり、思わず涙が出てくる名曲
【Ocean】


そして、ライブの最後のナンバーとなっている定番
【Funkey Tonight】

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by ground0803 | 2011-01-17 11:17 | 音楽
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辺りが薄暗くなってきた。
人々がソワソワしてきた。
定刻より少し遅れて客電が落ちる。
絶叫に近い悲鳴が聞こえる。
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【ATOMS FOR PEACE】の登場だ。

トム・ヨークはタンクトップにバンダナという
twitterでも話題になっていた立川談志的な出立ち。
正直に言おう。めちゃくちゃ格好わるい。
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フリーは裸ではなく、トム・ヨークと同様にタンクトップを着ている。
ナイジェル・ゴットリッチはでかい。初めて見た。
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トムがピアノに座る。オーディエンスに向かってニヤッと笑う。
今日のトムは機嫌が良さそうだ。
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【The Eraser】が始まる。僕のトムのソロの中でいちばん好きな曲だ。
【ATOMS FOR PEACE】はトムのソロアルバムを曲順に演奏する。
そして、その後トムがソロでRadioheadの曲や新曲などを弾き語り
最後に再び【ATOMS FOR PEACE】として演奏する流れだ。


トムの声は伸びやかで、いつものように怒りのような悲しみのような声を苗場に響かせる。
苗場で聴くトムの声。最高だ。

【The Eraser】でトムはピアノを弾き終えるとギターを担ぎ、フリーの元へ。
強烈なジャムの始まりである。最高にカッコいい。カッコ良すぎる。
そして、なんと演奏力の高いバンドなのか。

超がつく一流ミュージシャンたちの音は尋常じゃないくらい
心をわしづかみにする。これが【ATOMS FOR PEACE】なのか。

トムは今日は本当にご機嫌で、日本語を多用し、ステージ上でケラケラ笑っている。
ここまでステージ上で笑うトム・ヨークは初めて見た。

曲順に淡々と、時に暴力的に演奏する【ATOMS FOR PEACE】
狂うように踊りながら歌うトム・ヨーク。
いつもの動きをしながら情景を歪ませるフリーのベース。
その猛烈なふたつのエネルギーに次々と音を重ねていくメンバー。
これが見たかったんだ。これを。

40分ほどで一旦、ソロアルバムを演奏し終わり第一幕終了。
メンバーがはけていき、少し経ってトムだけがステージに現れる。

第二幕の始まり。
アコギでRadioheadの『I Might Be Wrong】を演奏する。
渋くて、悲しい。だけど、嬉しい。

その後、録音マイクでトムがアカペラで歌う。
録音されたその声が流れる。
それにまた新しい声を乗せる。
もう一回。もう一回。

マルチトラックで録音されたトムの声にトムが合わせて歌う。
すごすぎる。なにこれ?感動とかそういう感情よりもただただすごい。
ちなみにRadioheadの新曲だそうだ。

もう一曲トムはソロで歌って、再び【ATOMS FOR PEACE】再登場。
トムのソロ曲を2曲やって大円団を迎える。割れるほどの拍手と喝采。
メンバーが去ったあとも響き渡る歓喜の叫び。
【ATOMS FOR PEAE】は最高のライブを苗場で見せてくれた。
もう何も言うことはない。すべてが素晴らしかった。

人はあまり立ち去らない。
なぜなら次は【MASSIVE ATTACK】だからだ。
僕らも当然動かない。腰と足の痛みは最高潮だ。

さて、いよいよトリの【MASSIVE ATTACK】の登場である。
3Dカッコいいなあ。音いいなあ。脳が揺れるなあ。
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ところどころでゲストヴォーカルを迎えてライブは進む。
【MASSIVE ATTACK】らしく社会的メッセージの非常に強いライブだ。
英語と日本語を同時に見せていく。

と、そのときだった。
目の前の関係者通路にあるひとりの男が立っていた。

背が小さく、ひげ面で見たことある顔だ。
見たことがあるも何もついさっきまで【MASSIVE ATTACK】がライブをしているところに
4万以上を熱狂させた男だ。

目の前にトム・ヨークがいる。

気づいたとき、僕は手を出していた。

僕の手はトム・ヨークの腕、脇腹をタッチしていた。
それに気づいたトム・ヨークは僕に握手をしてくれた。

そんなことがありえるのか。

いちばん好きといってもいいアーティストであるトム・ヨークと握手したのだ。
信じられない。これを書いている今だって信じられない。
しかも、驚きなのはみんな【MASSIVE ATTACK】に目を奪われて
誰もトム・ヨークに気づいていないことだ。

トム・ヨークはその後PAからライブを見るために行ってしまった。
正直その後は【MASSIVE ATTACK】には申し訳ないが、上の空だった。
いや、聴いていたよ、もちろん。最高にカッコ良かった。

しかし、頭はトム・ヨークである。

【MASSIVE ATTACK】の本編が終了した。
PAあたりに意識を集中していると、やはり再び現れたトム・ヨーク。

僕と相方が騒いでいたので、左右のお客さんは気づいたみたい。
今一度、手を伸ばす。
もう一度、握手。
僕も相方も左右のお客さんも握手。
全員、悶絶。放心。狂喜乱舞。
しかし、それ以外はやはり誰も気づいていない。

ちなみに相方は行きのとき、トム・ヨークに握手してもらえなかったのだが
「トム!!!」と叫んだら、振り返って相方だけに向けて「ハーイ」と手を振ってくれた。
奇跡。苗場の奇跡。

【MASSIVE ATTACK】がフィニッシュしたあと、僕らはさっきの出来事が現実だったのかと疑う。
しかし、手には感触がある。夢じゃない。リアルだ。
ちなみにこの出来事をtwitterでつぶやいたら、僕のRT数が過去最高を記録した。
閑話休題。

雨が降ってきた。
フジロック2010も残すところ、ラスト一組である。

クロージングアクトの【SCISSOR SISTERS】である。

もうとにかく最新アルバムの『Night Work』が最高なのだ。
歌って踊って締めくくるには最高のバンドだ。

雨が勢いを増してきた。
その中僕らは踊りまくった。すべてを出し切るかのように踊りまくった。

それに応えるかのように、どんどんオーディエンスをあげていく
【SCISSOR SISTERS】

こんなに楽しいのか、【SCISSOR SISTERS】のライブは。
雨なのか、汗なのかなんなのかよくわからないけど、グリーンに集うオーディエンスは踊った。

どこまでも踊れるような気がした。どこまでも歌えるような気がした。

こうして僕らのフジロック2010は終わりを迎えた。

ぬかるんだ大地はもはや泥でしかなく、僕は見事にこけて、最後の最後で泥まみれになった。
いい思い出である。幸い、バスは混んでなくあっけなく乗れた。

腰は死にそうになるくらい痛いし、
足は毎日休息時間を貼らないと寝れないし、
正直ものすごく体力を使うけど、


でも、最高なんだよね。
毎年来たくなる。

ありがとう、フジロック。
ちなみに最終日のみ動画多いのは、同じところに留まっていて、写真がないのです。。

また来年。


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by ground0803 | 2010-08-14 00:42 | 音楽
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天気、晴れ。
フジロックもいよいよ最終日である。
日に日に疲れが溜まっているのか起きる時間が遅くなっている。

11時前に会場着。
まずはオアシスで腹ごしらえをしたあと、CABARET FIESTA “HAVANA NIGHT”へ。
途中、ホワイトで【MATT&KIM】を観る。
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HAVANA NIGHTでは相方はモヒートを飲んでいて、うまそうだった。
しかし、僕は酒を飲まない、飲めない。
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STONED CIRCLE、ORANGE COURT、FIELD OF HEAVENをブラブラしながら、グリーンへ向かう。
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今日はもうずっとグリーンに居続けると決めたのだ。
他のステージでも見たいアーティストはいるのだけど、今日はここから動かない。
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2時ちょうど僕らはPAにつながる関係者用の道の柵前を陣取る。
位置としては完璧だ。

この場所がのちに奇跡を起こすことになるとは、まだ誰も知らない。

グリーンでは【DONAVON FRANKENREITER】が始まるところだ。
この味のあるイカしたおっさんはサーファーでもあり、気持ちよく音楽に酔える。
オーディエンスに歌を歌わせたり、バルーンを観客に投げたり、真摯な人柄が伝わる。
途中、ファンの女の子が大きなキノコのぬいぐるみ?をプレゼントして、アンプの上に乗せて
演奏してた。いい人だ、DONAVON FRANKENREITER。音楽も素敵だぞ。
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さて、次は皆様お目当てのバンド【VAMPIRE WEEKEND】である。
確かためてぼランキングでも2位にランクインしてたなあ。
そんな注目の【VAMPIRE WEEKEND】は定刻通り始まった。

短パンがキュート?なとにかく楽しませようとする気持ちが強い。
音楽性もさることながら、聴いていて自然と笑みがこぼれるような、体が勝手に踊りだすような
笑顔に溢れたライブをしてくれる。見ていて幸せな気持ちにさせてくれる。
ファースト、セカンドと満遍なく演奏してくれてあっという間に終わってしまった。
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ライブが終われば椅子に座り、ライブが始まるまでじっとする。
この繰り返しを基本を続けているわけだけど、前夜祭からの影響もあり、
徐々に腰は、足は、悲鳴を上げ始める。

そんな状況は関係なく、いつのまにかステージチェンジは完了し、次のバンドの時間だ。
【BOOM BOOM SATELLITES】である。

彼らのライブも今まで何度逃してきたか。
念願である。
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一曲目は『EASY ACTON』からスタート。いきなりアゲアゲである。
音が厚いなあという印象。特に打ち込みに合わせてドラムを叩く女性の存在感がすごい。

時折、示し合わせたかのようにバンドの二人が同様のポーズを決めるのがウケる。
それ、いるのかな?(笑)

選曲はベスト盤も出たこともあってか全体的に均整のとれたセットリスト。
野外で聴くのもいいけど、屋内でも聴いてみたいなあ。もっと良い意味で圧迫感があって
音の渦に巻き込まれるだろうなあ。めちゃくちゃよかったです。
またボーカルの川島さんが異常に謙虚、低姿勢でそれもまた面白かった。

振り向けば人、人、人。
わかってる、わかってるよ。その理由は。
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【ATOMS FOR PEACE】

このバンドがどれだけの人を惹きつけるのかは想像にかたくない。
おそらくもう一生観れないかもしれないこのスーパーバンドをみんな観たいのだ。
かく言う僕もその一人だ。

スタッフが明らかに増えている。
セキュリティの数が明らかに増えている。

僕らはこのために2時からこのPAに続く道の柵に陣取っていたわけだ。
【ATOMS FOR PEACE】を観るために。
もちろん、それまでにやったアーティストもとても観たかった。

さて、いよいよである。
あの奇跡が起こるまであと3時間。

今日のお話はここまで。


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by ground0803 | 2010-08-13 22:17 | 音楽
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天気、晴れ。
温泉で昨日の疲れを癒したあと、苗場へ向かう。
9時前に着。まずは朝ごはんを調達。
ジャスミンタイのグリーンカレーと、苗場食堂のとろろめし。
朝から絶品である。
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さて、本日はまずドラゴンドラ/DAY DREAMINGへ向かう。
意外なスピードと高低差に正直びびる。
20分弱で山頂到達。
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平和的な匂いで充満するこのエリアをブラブラ、テクテクと歩く。
ギターパンダに遭遇し、シャボン玉の群れに出会い、DJヨーグルトの音に誘われ、
僕らはシートをひいて寝ころぶ。寝る。空を見上げる。
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途中、昨夜感動をくれた【JAGA JEZZIST】がソフトクリームを舐めていた。
うーん、平和である。
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ドラゴンドラで下界へ戻り、本日一発目のアクト【John Butler Trio】である。
グリーンの手ごろなところにシートをひいて、待つ。
彼らも今回最も見たいアーティストのひとりである。
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定刻通りスタート。
わかっていたが、なんだこの超絶ギターは。
体が勝手に動き出す。

気づいたら寝そべってるどころか立って踊ってた。
周りもみんな踊ってた。
それにしてもすごい数だ。昼までこんなに入るのかってくらいの人だ。
しかも、最初からいたんではなくて、音楽が溢れだしてから次から次へと増えていった。
これが音楽の力なのだろう。

【John Butler Trio】を堪能し、レッドマーキーへ移動し
【Detorit Social Club】である。このふてぶてしい感じがなんともいい。
オアシスとカサビアンを混ぜて、態度をリチャード・アシュクロフトにした感じ。
音圧もなかなかで、特に最後の曲などはすさまじかった。今後がとても楽しみなバンドである。
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その後、オアシスで【John Butler Trio】が公開ラジオやってたので、覗き見。
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疲れもそれなり溜まってきたころ、僕らはグリーンへと戻り
クリスピアン王子擁する【Kula Shaker】を見る。
ベテランだけあって安定感もよく見ていて気持ちいい。
・・・・寝た。いや、それはあまりにも気持ちよくて。
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その後、フィールド・オブ・ヘブンで【KittyDaisy&Lewis】を見るつもりが
余裕かましてアヴァロンでご飯食べてたら今から見ても間に合わない時間になってしまった。
時間配分ミス。無念。
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ということで、【KittyDaisy&Lewis】をあきらめレッドマーキーへ戻る。
お目当ては【22-20s】だ。こいつら相当かっこいい。
渋くて男くさくて、寡黙で、味がある。
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念願の再結成だけでにレッドマーキーも大入り。
しかし、最高にかっこいいのだが、すでに僕の腰は限界を迎えており(ヘルニアである)
曲が終わるたびにしゃがみ込む始末だった。
挙句の果てには「終わんねえかな?」などという悪態を
心の中で思ってしまった自分を抹殺したい。
とにもかくにも文句なしにかっこいいライブだったのである。

さて、残るは2組。
このフジロックがワールドプレミアになる
【ONE DAY AS A LION】とやっと見れる【MGMT】である。
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雨が降ってきた。結構な雨だ。
【ONE DAY AS A LION】を待つ間、僕は腰を最後まで持たすために座る。
椅子よ、ありがとう。お前がいなければ僕は生きていけない。
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生で見るザック・デ・ラ・ロッチャとジョン・セオドア、キーボード奏者の三人編成にも関わらず
なんだこの音は?なんだこの音の爆発は?
唖然である。口ぽっかりである。

一音一音、ザックの一言一言が山中に響き渡る。
こだまする。回る。揺らぐ。
予定よりも短く40分ほどで終わってしまったけど、
あまりにも凄まじかったライブのひとつである。
ただ、あの変化がない照明はわざとなのか、意図的なのかは知りたいところだ。

さあ、本日のトリは【MGMT】である。
Youtubeなどでたくさん彼らのライブを見て、実はあんまり期待してなかったんだけど、
生で彼らのライブを見て思った。『これは本物だ』だと。
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もちろんサポートミュージシャンが一流ってのはあるにしても
ちゃんと曲を自分たちのものとして構築できている。
自分の曲たちに振り回されてた前よりも、きちんと手綱を持って
自分たちの曲をコントロールしてるなあと。
僕はどの曲も本当に好きなので楽しすぎるライブだった。
ありがとう、MGMT。

クリス・カニンガムを観れなかったのは残念だけど、
前にエレクトラグライドで観れたから、まあ、いいか。

ライブ後に、パレス・オブ・ワンダーで博多白天を食べ
器があまりにも熱さで火傷し、宿に戻ったのでした。

今日のお話はここまで。


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by ground0803 | 2010-08-09 22:32 | 音楽
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天気、晴れ。
朝一で宿から徒歩2分の温泉に浸かり、9時前に会場着。
今日からいよいよフジロックが始まる。
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会場後、僕らはまっすぐにグリーン後方にある物販に並ぶ。
思ったよりも列は短く30分程度でTシャツを買えることができた。
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買ったのはAtoms For Peace、Mutemath、ONE DAY AS A LION、FOALS、20-22s、
Broken Social Sceneの6枚とMGMTのフェイスタオル。結構な買い物だったw

物販購入後、ところ天国へ行き、行列必死の天国バーガーを並ばずに買えた。
肉汁がすごくて、ソースもおいしく絶品だった。行列になるのもよくわかるうまさである。
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ところ天国でバーガーを食したあと、フィールド・オブ・ヘブンへ向かう。
フィールド・オブ・ヘブンでは最初のアクト《キセル》が始まろうとしていた。
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僕らは《キセル》に横目にこれまた行列必死のお店さくらぐみが
全く並んでないことをいいことにピザを食す。
これがまたチーズとバジルの相性が最高で、いくらでも食べれそうなピザだった。
《キセル》を聴きながら、さくらぐみのピザはとっても美味しかった。
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フィールド・オブ・ヘブンを後にして、ジプシーアヴァロンを通り抜けグリーンに向かう。
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目的は《ASH》だ。
今回はサポートでBloc Partyのギタリスト、ラッセルがメンバーとして加わっている。
12時半ライブスタート。
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ライブは最新作のA-Zシリーズと往年のヒット曲を合わせたベストな選曲。素晴らしかったです。
《ASH》後はそのままグリーンに残り、シートを敷いてネクストアクト《The Cribs》を聴く。
相変わらずジョニー・マーはかっこ良く、演奏もアクモンのサポートのときよりも
音に厚みが生まれた気がした。
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《The Cribs》後もそのままグリーンに居座り、
本日の個人的メインのアクトの《Mutemath》である。

見たくてみたくて、でも機を逃し続けこの度ようやく見ることが出来た。
場所はモッシュピット。
とはいえ、そんな体力はないので柵に寄りかかり安全を確保した上で、だ。
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《Mutemath》のライブは予想通り凄まじく、圧巻のライブだった。
演奏力の高さも当然だが、観客を盛り上げるやり方、選曲。どれも見ても完璧だった。
とりわけドラムのダレンは壮絶であった。終盤では至るところを叩き、ファンを煽る。
ヴォーカルのポールもいつものように鍵盤の上に逆立ちするというお約束をしてくれた。
ありがとう、《Mutemath》

《Mutemath》が終わると同時に雨が降り出した。結構な雨だ。
僕らは雨に打たれながらホワイトステージへ向かう。
次のお目当てはノルウェーの《JAGA JEZZIST》だ。彼らもものすごく見たかったわけで。

《JAGA JEZZIST》が始まる。
音の一音一音が鮮明で、レベルが高い。かっこ良すぎる。
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気がつくと終わりだった。
《JAGA JAZEIST》が本当に一瞬のように終わった。あっという間だった。
まだライブは続くのだけど、時間を見ると早くも次が控えている。

僕らはボードウォークを通り、グリーンを抜けて、レッドマーキーへ。
オアシスで鮎茶屋と笑龍であゆの塩焼きと春巻きを食べながら向かう。
お目当ては《The XX》だ。

レッドーマーキーはすでに大量の人で溢れかえっていた。
ちょうどメンバーが出てきて、演奏が始まる。
そうそう、この不穏な感じを体感したかった。
あと少しで水面から顔が出そうなんだけど、あと一歩届かない息苦しさとか不安感とか。
そんな風に感じながら僕は耳を傾け、彼らは淡々と演奏する。これが聴きたかったんだ。
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雨は小降りになってきた。《The XX》も《JAGA JEZZIST》同様に最後まで見たかったのだが
次はあの《Them Crooked Vultures》なのだ。僕らはグリーンへ向かう。

グリーンに着きPA前の柵に陣取り、ジョシュ・オム、デイヴ・クロール、ジョン・ポール・ジョーンズを待ちわびる。時刻が来た。始まる。
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その音圧は凄まじいものだった。三人とサポートギタリストの四人が合わさったその音は苗場を揺らしたと思う。ジョシュ・オムのギターと声、デイヴの正確且つ強烈なドラム、ジョン・ポール・ジョーンズの渋く深いベース。そのどれもが互いが互いを共鳴し合い、音を鳴らしている。
カッコいい。これしか出なかった。
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さて、本日最後は彼らだ。
いま、世界でもっとも音を鳴らすことを待ちわびるバンドのひとつ《MUSE》である。

定刻を少し過ぎ、始まる。
エクソジェネシスからUPRISINGへ。場所的に相方はマシューが全く見えなかったようだが、僕は背がでかいこともあり、間近で《MUSE》を観ることができた。
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選曲は新作と旧来のナンバーを合わせた個人的には完全ベストの内容。
音、照明が完璧に合わさり、これぞ《MUSE》だ!と言わんばかりのライブだった。
単独であればもっとステージ等凝れたのだと思うのだけど、
フジロックのステージも充分に感動した。なんであんな音を出せるのだろう。
ブラボー、MUSE!!
90分はあっという間に過ぎ、一日目が終了した。
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帰りに僕らはPALECE OF WONDERをブラブラし、場外でモツ煮を食べて、バスで帰った。
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なんなんだ、フジロック。今年はすごいぞ。
今日のお話はここまで。


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by ground0803 | 2010-08-07 00:16 | 音楽