春風
今日は朝は寒かったけど、昼から夜にかけて暖かった。
風は木々を揺らし、枯れ葉を空へと舞いあがらせていた。
あー春が来たんだなと思う。
こんなに春を待ちわびたことは今までないだろう。
毎日毎日PCの前に座り、webの世界とにらめっこ。
そこには確かにひとつの答えが存在し、僕が僕でいるひとつの理由でもあるわけだけど、
僕はいつも思うのだが、世界は内部じゃなくて外部で成り立っていると思うわけで。
別にwebが内部世界だけを構成させているとは露とも思わない。
webの中で発見する多大なること、それは本当に小さなことから大きなことまで、毎日が新鮮で、面白い。
当たり前の話だけど、僕はwebであれ、八百屋であれ、ウェイターであれ、すべては「直接的」コミュニケーションからでしか得られないものって確かにあると思う。
それは実に多彩で彩り豊かで、優しくて、苦しくて、辛くて、でも、きっと嬉しい。
そんなようなことだと思ったりもする。
僕はそれを仕事においても、人間関係においても、強く出していきたい。
それが時に嫌な思いをされたりすることもたくさんあるだろう。
でも、僕はプロデューサー、ディレクターという仕事柄、まだ何の取り柄もないけれど、それをやっぱ大事にしていきたい。
今日、春風が吹いた。
花粉が俟って嫌だなと思うのか。
春の到来を感じさせてくれたことに感謝するのか。
桜の蕾がどれくらい大きくなったかと思うのか。
春の匂いがして、嬉しくなったのか。
冬の終わりを感じて、少し寂しくなるのか。
感じ方は十人十色。
正解はない。
ただ、その日々に起こる瞬間瞬間に、何かを感じて、何を思って生きるのか。
何も思わず生きるのか。
僕は前者がいい。
仕事絡みの勉強をもっとたくさんして、学んで、仕事に活かして、
お客さんのお客さんのことを考えながら、企画して、提案して、運用して、
ありがとうって言われる仕事がしたい。
そして、僕の中のこの日常的に感じるものを大事にしていきたい。
それはきっと本当に大切なものだと思うから。仕事にきっと返ってくると思うから。
誰かに必要とされる人間は、そういう人なんじゃないかと思う。
僕の仲良くしてくれている男二人の先輩も本当に努力家で、尊敬するところをあげればきりがない。それくらいカッコいい先輩たちだ。
早く追いつきたい。
一方で、ふたりに、しいてはもっと多くの人に負けないために、
1日1日を大切に、何かを感じながら生きたいと思った。
春風は春を告げながら、僕にこんなことを思わせた。
春はもう近い。
なんだか意味不明な文章だが、まあ、いいや。
今日はビートルズを聞きながら、提案書を続きを書くことにしよう。
by ground0803
| 2009-02-13 23:34
| つぶ、やき