女教師は二度抱かれた

e0139027_172738.jpg


長年見たかった松尾スズキの舞台。
今日、ようやく見ることができた。

『女教師は二度抱かれた』

知り合いの知り合いがこの舞台に出ている関係で、特別に関係者席で見ることができた。

出演陣も豪華で、
市川染五郎、大竹しのぶ、市川実和子、阿部サダヲ、荒川良々、浅野和之、ノゾエ征爾(この人の知り合いの関係)、松尾スズキなどなど。あとは大人計画役者。

もう大満足の舞台だった。
場所は渋谷のbunkamuraシアターコクーン。
前から四列目、中央。文句なし。


新進気鋭の劇演出家、天久(市川染五郎)は高校時代、教師(大竹しのぶ)と禁断の関係があった。

時は流れ、有名になった天久は歌舞伎界の異端児、滝川栗乃介(阿部サダヲ)と新たな舞台の創造を目指している。

そんな中、高校時代の教師が女優として現れる。

ほつれていく関係、浮き出てくる過去と真実。

様々なプレッシャーに苛まれながら、天久は追いつめられていく。

市川染五郎の演技はナチュラルですごくいい。歌舞伎役者とは思えない。
大竹しのぶが凄まじいのは当然として、生で阿部サダヲの鬼気迫る演技を見れるのはたまらなく嬉しい。

終始笑いを散りばめた構成で、見ていて飽きさせない。
何度大笑いしたことか。

劇団四季みたいに完璧な舞台というよりも
アドリブがあったり、ミスやトラブルが多くライブを見ているようだった。
それがすごくよかったなあ。

個人的にはノゾエさんのアドリブが最高!

「GG佐藤に切れてる?」

場内大爆笑。
あいつ落球しまくたからねw

市川染五郎も阿部サダヲも荒川良々も肩震わせて
笑いをこらえたw

ほかにも大人計画の役者たちは最高に面白い。
また見に行きたい。

個人的には荒川良々と池津祥子が抜群に面白かった。
阿部サダヲは語る必要もないほどぶっとんでた。

それにしても、笑いを随所に散りばめながらも
内容はやはり松尾スズキ。

彼には本当の喜劇は作れないと思う。
悲劇だよね、彼の作品って。舞台も小説も映画も。

それがすごくいいと思う。
最後なんて、、、、。
そう終わるかと。

チラシに松尾のこんなセリフが載っている。

いろいろななにかを手にいれるうちに、いろいろななにかを見失っていたように思う。
大きな公演をやるたびに、ボクは。
演劇を始めた頃、確かに手にしていたなにかが、知らず知らずのうちに手から滑り落ちていたんじゃなかろうか。コクーンという渋谷の大劇場で、東急というバックボーンもふまえつつ、「演劇」を描く演劇で、ボクは失ったなにかを手にとり直したいと思っている。これは、壊そうと思っても壊れないものと、壊れてほしくないのに壊れていくものの物語である。

なるほどね。

いやー、最高の舞台でした。
先週のWICKEDも最高だけど、こっちも最高。
舞台はやっぱいいね。

舞台も学生時代、経験しておけばよかった。

舞台終演後、関係者のツテで楽屋に行くことができた。
シアターコクーンの楽屋ってこうなってるんだね。
結構狭いし、役者たちが普通に歩いてるし。

阿部サダヲのとなりに森山直太朗がいましたw
松尾スズキとも少し話せたし、よかったなあ。
荒川良々、背がでかすぎw

ホクホク顔で帰ってきました。

e0139027_18297.jpg



『女教師は二度抱かれた』



タイトルがたまらんね。



また舞台いこーっと!
[PR]
by ground0803 | 2008-08-24 01:09 | アート